こんにちは、代表の齋藤です。今回は「昆虫食を作りたい!」「昆虫食を売りたい!」という方へ、「TAKEOではこんなことに気をつけて昆虫食を販売しているよ」を紹介する記事になります。ちょっと退屈かも?ですが、実際に食べてもらいたくなる昆虫食の商品とサービス開発のお力になればと思い、私なりの考えをちょっとだけお話させていただきます。
「昆虫食を販売している」と言ったときの人の反応
はじめてお会いした方や古い友人に現在の仕事を聞かれたとき私は、「昆虫食を販売しています」と答えます。それを聞いた彼らの反応は様々なのですが、その返答は大きく分けて4つ。体感で順位をつけてみると以下のような感じになります。
1位「え~、そんなの食べる人なんているの~!?」
2位「なんか最近盛り上がってるみたいだね~」
3位「私も昆虫食の販売、起業を考えていた(いる)んだよ!」
4位「食べてみたい!」←ごく稀
大体この4つになります。1位であってほしい返答「食べてみたい!」を言われた記憶が残念ながらほとんどありません。「食べてみたい」より「昆虫食を売りたい」って声が多いのは、なんだか感慨深いですね。
昆虫食に興味を持ってくれる人は年々増えている実感はありますが、【盛り上がり=食べている人が急増している】という実感は、まったく持ってありません。昆虫食で起業を考えている方は注意が必要です。
昆虫食の販売というのは情報を販売しているわけではなく、食品を販売するビジネスです。どんなに昆虫食の情報が話題になっても、実際に食べてもらえる商品を開発しなければ、ビジネスとして成り立ちません。「昆虫食の普及」なんて夢のまた夢の話です。
「おもしろそうだから」だけで始めるのは危ない
昆虫食の商品を開発して、販売する。その動機として挙げられる1つに「おもしろそうだから」があるかと思います。私自身の創業理由の1つに「おもしろそうだから」がありました。実際に昆虫食の製造、販売はとてもおもしろく、勉強させられる毎日です。
昆虫食の商品開発や起業前に考えておいたほうが良いことは、「おもしろうそうだから」以外の動機もしっかり用意すること。「おもしろうそうだから」は自分が楽しむための動機なので、自分のモチベーションを上げるためにとても大切なことです。ですが、なにかうまくいかないことがあった時など、少しつまずいたりしてしまった場合に、自分のためだけのモチベーションは維持することが難しくなったりもします。
そんな時のためにTAKEOでは新商品や新サービスの企画段階で、自分たち以外の人を思う動機を必ず用意するように心掛けています。その心掛けが自分たちの高いモチベーション維持に繋がり、良い商品開発の力になると信じています。
「おもしろうそうだから」以外にも人を思う動機を用意することは、おすすめです。
1人のために作られた商品は、多くの人に求められる商品になる
人を思う動機を用意した上で、売れる昆虫食を作るためにどうすればいいか。私たちは、自分以外の誰か「1人のため」に商品やサービスを開発するようにしてます。
「1人のために商品つくってしまったら、他の人が買ってくれないから、結果的に全然売れないじゃん!」と思われますか?私たちは、そうではないと考えています。
1人のお客様を喜ばせ満足させるということは、細かな分析と大きな努力が必要となります。
年齢、性別、職業、そのほか様々な生活スタイルがある現代において、一人ひとりにぴったり合う商品を開発するということは、そう簡単ではありません。ですが、1人のためを思って開発された商品は、必ずその1人を喜ばせることにつながると信じています。
「私のために作られた商品だ」とその1人に感じてもらい、手に取ってもらう。そして喜び、満足してくださる。それが高い評価と口コミにつながり、まわりの人の思いまでも動かすことになるはずと思っています。あとはそれを止めずに根気強く続ける努力をしているだけです。
「人のための努力」は「自分のための努力」以上に力がでるものです。あなたの昆虫食を楽しみにしている人が必ずいますので、その人に届くまで諦めず継続してください。「継続は力なり」です。
まとめ
ちょっとお固い話になってしまいましたが、昆虫食も他の食品同様に「商品コンセプトがとても大事」ということをお話させていただきました。
昆虫食で「事業コンセプトも商品コンセプトもしっかり決めて継続しているのに、なかなか買ってもらえないなぁ」とお悩みの方は、ぜひ、TAKEOにご相談ください。TAKEOのネットショップ、実店舗には様々なお客様が、様々な目的で来店しています。あなたの大切な商品とその商品を喜んでくれる人とのめぐり合わせをお手伝いさせてください。