京都の昆虫食「いなごの甘露煮」
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「いなごの甘露煮」京都で出会った日本の伝統的昆虫食

こんにちは、関西の昆虫食情報をお届けしている祐です。秋も深まり冬はもう目の前ですね。11月の京都は、紅葉真っ盛りです。さて、今回は京都で昆虫食を味わえるという情報をゲットしたので、早速取材してきました!

▼ 目次

  • 400年の歴史がある京の台所「錦市場商店街」
  • 珍味で50年「珍味の喜久屋」
  • 日本の伝統的昆虫食「いなごの甘露煮」
    • ここで少しだけ、イナゴが食べられるようになった経緯の説明
    • 喜久屋さんで買った「いなごの甘露煮」のお味
  • おまけ:思いがけず京都で昆虫食パラダイス
  • まとめ

400年の歴史がある京の台所「錦市場商店街」

京都の昆虫食「錦市場商店街」

京都の阪急河原町駅から徒歩6分の場所に京の台所「錦市場商店街」があります。

390メートルもの長さを有する錦市場商店街は、江戸時代(1625年)より魚市場として始まります。昭和2年(1927)には、京都市中央卸売市場ができたことがきっかけに巨大な商店街になったそうです。この日は平日にも関わらず、人混みをかき分けないと進めないほどのすごい賑わいをみせていました。人混みに揉まれ、写真を撮りたくても撮れないほど活気があります。

京都は、米国の旅行雑誌「トラベル・アンド・レジャー」の読者投票で5年連続ベスト10に選ばれいることもあり、今まで以上に外国人観光客が増えています。そのため、この錦市場商店街にも多くの外国人観光客がいました。そんな国内外からの観光客で賑わう錦市場商店街の中に、昆虫食を取り扱う「珍味の喜久屋」はあります。

珍味で50年「珍味の喜久屋」

京都の昆虫食「珍味の喜久屋」
昆虫食を扱っている「珍味の喜久屋」は、良質な素材で作った珍味やおつまみを販売する珍味専門店です。良質な珍味だけを約50年間販売しており、雑誌「FIGARO japon」「VERY」「BRUTUS」の京都特集でたびたび取り上げられています。日本テレビ「ヒルナンデス」からの取材受けた歴史ある名店なのです。

京都の昆虫食「珍味の喜久屋」

京都の昆虫食「珍味の喜久屋」

店先には、ホタテのひもやドライフルーツなど、他にも様々な珍味が並べられています。そして、昆虫食コーナーは、お店の一角にひっそりとありました!

まず目に飛び込んできたのは、「いなごの甘露煮」です。イナゴはやっぱり目を引きます。これぞ昆虫食、インパクト強し!笑

それ以外にも、ざざむしや、蜂の子の甘露煮も陳列されています。あまりお目にかかることのない珍しい昆虫食が取り扱われていいることに、嬉しいビックリです。

さっそく「いなごの甘露煮」を購入。お店の方の話によると、喜久屋さんでの昆虫食取り扱いは長く、昔から根強い人気があるためコンスタントに売れているとのこと。商品はどれも国産の昆虫食を取り揃えており、「いなごの甘露煮」は長野からわざわざ取り寄せられていました。

日本の伝統的昆虫食「いなごの甘露煮」

京都の昆虫食「いなごの甘露煮」

昆虫食のことをあまり知らない方も、イナゴが一部地域で食べられていることは、どこかで聞いたことがあると思います。「日本の昆虫食と言えばコレ!」というくらいメジャーな料理が、このイナゴの甘露煮(佃煮)です。

ここで少しだけ、イナゴが食べられるようになった経緯の説明

昔からイナゴは、農作物をむしばむ害虫として農業を営む人々からは嫌悪されていました。しかし、食べてしまえば畑でとれる貴重なタンパク源になるうえ、害虫駆除にもなり一石二鳥だということで、食用として活用されるようになりました。

山村や農家で一般的に食されていたイナゴは「畑のカルシウム」と呼ばれるほどカルシウムたっぷりで、頭から丸ごと食べられます。ビタミン・ミネラルが豊富で、免疫力強化、眼精疲労緩和、美肌、骨粗しょう症予防、貧血予防などの効能があります。

喜久屋さんで買った「いなごの甘露煮」のお味

その気になるお味は……メチャメチャ美味しいです!味は甘露煮のため、醤油と砂糖で味付けられており、味も香りも日本人好みの甘辛味。外国人的にはテリヤキと説明したらいいでしょうか。

食感は小エビのようにパリパリしていて楽しいです。嫌な臭みは全くありません。おつまみやスナックとしてもおすすめ。甘露煮は味が濃いので、白ご飯にのせて食べても良いかもしれません。やはり昆虫食初心者の方はまず、イナゴから食べることがおすすめです。喜久屋さんで売られていた「いなごの甘露煮」は、値段も350円と非常にリーズナブルです。

おまけ:思いがけず京都で昆虫食パラダイス

京都の昆虫食「いなごの甘露煮」

帰り間際、お店の方が気さくに話しかけてくださり、思わず昆虫食談義に花が咲きました。商品として売っていない昆虫食まで振る舞ってくれました。冷凍保存されているサソリやセミ、幼虫を見せてくださり、店先で試食させていただきました。

京都でまさかの昆虫食パラダイスです。昆虫食は意外と私たちたちの身近にあるものですね。笑

まとめ

秋の京都で出会った日本の伝統的な昆虫食「いなごの甘露煮」は、日本が誇る昆虫食の王道でした。とても美味しい。それを歴史ある京都でいただけたことは、感慨深いものがありました。昆虫食に興味のある方や、昆虫食のどれから手をつけたらいいのか迷っている方は、まず「イナゴ」から始めてみてはいかがでしょうか。また京都に行った際は、観光にうってつけの錦市場商店街にある「珍味の喜久屋」に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

『珍味の喜久屋』
京都府京都市中京区錦通富小路東入ル東魚屋町198
075-221-4416
10:00~18:00
不定休

この記事を書いた人

】1987年生まれ30歳 男
大学で英文科を卒業後、専門学校で宗教学を学ぶ。ボランティア活動等に積極的に参加し、様々な国際交流により、グローバルな視点で文化を考察するのが好き。現在、シンガポール人と、中国系ニュージーランド人と暮らしている。

仮面ライダー、スーパー戦隊、ウルトラマン、アメコミ等が大好き。

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