「もしラオスの保健に、昆虫という選択肢があったら?」
「もしラオスの人々に、昆虫養殖の知識があったら?」
「もし昆虫肉の方が手軽なマーケットがあったら?」
「もしおままごとセットに昆虫があったら?」
「もしバッタ養殖の村に、工芸が起こったら?」
「もし昆虫好きの子が、味も知りたいと思ったら?」
「もし昆虫学に、昆虫を食べてきた人たちが参加したら?」
「もしヘラクレスオオカブトを天ぷらにしたら?」
私たちがこれまで排除してきた昆虫が、含まれる社会を考えることは、ぎょっとするかもしれません。考えて悩むより、つくってみることのほうが、時に気楽でリアルです。これまで昆虫を排除するアタマに縛られてきた先入観が、ほどけることもあるでしょう。
2022年、ラオス滞在と感染症パンデミックの隙間に開催したおいしい昆虫生活展Vol.0をパワーアップし、Vol.1「もしかしてを、つくる」を改めて開催します。
みなさんには、考えるだけでなく、つくることへの共犯になってほしいです。これまでの生活を棚にあげ、今までの食のあり方を保留し、いったん判断を先延ばしにして昆虫との、「もしかして」の空間を作りました。
プレイベントとして、4月27日、2023年末までラオスで実施した「JICA草の根技術協力事業 農村部住民の食糧事情向上を目指した昆虫養殖技術普及事業」の報告会を開催します。
国際協力分野においても、その中の国際保健分野においても、昆虫食は真新しい存在で、昆虫食に興味がなくても大丈夫です。なぜこれまで手が出なかったのか、どのように持続可能にしていくか、パネルディスカッションをします。
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概要
開催期間:2024年5月3日(祝)~5月10日(金)
※5月7日(火)はお休みです。
5月3日(祝)~5月6日(祝)限定メニュー
ラオス風コオロギのもも肉プレート
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主催
TAKEO株式会社 CSOチーフ・サステナビリティ・オフィサー 佐伯真二郎
技術顧問として2019年からTAKEO株式会社に参画し、2024年からCSOとして所属。2023年までJICA草の根技術協力事業「ラオス農村部住民の食糧事情向上を目指した昆虫養殖技術開発事業」プロジェクトマネージャーとしてラオス在住。2013年から「蟲ソムリエ」プロジェクトとしてこれまで471種の昆虫を味見、記録。2015年神戸大学農学研究科博士後期課程単位取得退学。国際商流の開拓、学際連携のマッチングを進め、昆虫食業界が社会を挑発し、そして調和する長期のビジョンを提案する。
WEB:https://mushi-sommelier.net/achievements/
X(旧:Twitter):@Mushi_Kurotowa